第2配送センター建設の背景と概要
当社は労働時間規制強化に伴うトラックドライバー不足(物流の2024年問題)に対処する為、本社伊都工場より約500mの近隣に第2配送センターを建設し、2024年3月15日より運用を開始しました。
従来は、工場に併設する既存倉庫の保管能力(220万函)を超過した在庫については、トラックで36km先の外部営業倉庫まで転送していましたが、本センターの保管能力(120万函)の追加により、転送トラック台数が大幅に削減(年間延べ約5,900台減の見込み)されました。加えて、出荷ステーションが拡大されたことで、トラック待機時間も短縮され、社内物流機能が大幅に強化されました。環境面においては、年間約330トンのCO2が削減される見込みです。
更に、今秋には本センターの屋根に3,530kwの太陽光発電パネルを設置予定であり、発電された電力を工場で「自家消費」にすることによって、年間約1,418トンのCO²が削減の見込みです。
また、本センターの稼働に伴い地元より約10名の新規雇用も創出し、雇用面においても地域に貢献できました。
当社は「サステナブルな成長」を事業活動の中心に据え、今後も社会課題解決や地球環境に配慮した事業展開を推進し、「社会に貢献できる企業であり続ける」事を目指してまいります。
この度は、本センターの竣工にあたり、ご理解の上、ご協力、ご支援頂いた地元行政区の皆様、地区計画並びに開発許可申請手続きでご指導頂いた関係行政各課の皆様、そして昨夏の猛暑の中、工期短縮(計画より2週間早い竣工)に協力頂いた土木建築関係の各社様に心より感謝申し上げます。有難うございました。
第2配送センター(11号、12号倉庫)概要
住所 | 福岡県糸島市波多江43-1 |
敷地面積 | 38,025㎡ |
建築面積 | 23,290㎡(2棟) |
最大保管箱数 | 120万箱 |
投資額 | 約22億円(土地、造成、建築、太陽光発電) |
稼働開始日 | 2024年3月15日より |